結成したばかりのバンドだと、バンド名がないなんてこともありますが、ライブや長く活動を続けていくうえでバンド名は必要になってきます。
自由に決めれるだけに、中々決まらず悩みますよね。今回は音楽活動を長くやっていくうえで意識しているといいバンド名のポイントをご紹介します。
目次
いいバンド名を決めるコツって?
まず「いいバンド名」ってなんだと思いますか?かっこいい名前?おしゃれな名前?せっかくなんでイケてる名前にしたいところですが、音楽活動を続けていくうえで抑えていたほうがいいポイントをご紹介しましょう!
簡潔でユニークな名前にしよう
まず名前の独自性、ユニークさというのは非常に重要です。ありふれた名前にすると、インターネットやSNSでの検索されやすさに大きく影響が出てきます。
ネットでのプロモーションや集客などがメインのこの時代に、検索されにくい、検索で出てきにくいというのは非常にデメリットが大きいです。スマホでネット検索やSNS投稿するときも、短い名前のほうが入力しやすくなり好印象です。
理想は短くかつユニークなバンド名なのですが、長いバンド名の場合略称がユニークになるようにするといいと思います。メジャーバンドならまだしも、アマチュアバンドで長いバンド名をわざわざ検索してくれるかというと非常に微妙なところです。
勿論のことですが、既に使われていてGoogle検索の上位に出てくるようなバンド名や略称は避けるようにしましょう。
覚えやすい名前にしよう
これも重要なのですが、何度聞いても覚えられないような複雑で覚えにくいバンド名はやめ、覚えやすく口にしやすいバンド名にしたほうがいいです(ただし略称が覚えやすければ大丈夫)。ではどんなのが覚えやすいバンド名なのでしょうか?
例えば、かの有名な日本のロックバンドのMr.Children、略称はミスチルですね。ミスチルぐらいメジャーなら略称じゃなくても検索されると思いますが、皆日常会話や検索で使うときは大体は略称のミスチルを使いますよね。スマホで検索されるとき文字数が少ないほうが好まれて使われます。
MrもChildrenもありふれた単語です。Mr.Childrenも短くないですがユニークな名前ですよね。さらに略称のミスチルは短く覚えやすい、語呂のいい感じです。
このように単語自体がよくあるありふれたものでも、組み合わせ次第でユニークで覚えやすいバンド名になったりします。メンバー間で好きな単語や、バンドの方向性の言葉を組みあわせて、ユニークかつ語感がいいものをつけるといいかもしれませんね。
レミオロメンの名前の由来は、ボーカル・ギターの藤巻亮太が好きなイギリス出身ロックバンドのレディオヘッドから『レ』を、ドラムの神宮司治の当時の彼女の名前から『ミオ』を、ベースの前田啓介が好きな路面電車から『ロメン』をとり、繋げ合わせて『レミオロメン』となったそうです。
バンド名を付ける上でのNGポイントって?
説明した通り、長くて覚えにくい名前はダメということが分かったと思いますが、その他にもバンド名を付ける際に注意すべき点があります。
商標に使われているものはダメ
アマチュアバンドで意外と意識されていないのが、バンド名に商標を使っちゃっているということです。これは確実に避けるようにしましょう。
地元のライブハウスで細々とやってるくらいならいいのですが、例えばSNSやYouTubeなどで音源がバズって話題に上がったとしましょう。それで喜んでいたところ、商標の権利元からクレームが来て動画や投稿削除…なんて水を差される可能性が大いにあります。
バンドをやっていても皆が商業デビューを目指しているわけではない、というのはもっともですが、途中で目的が変わることもありますし、基本的にはもめごとの種になるようなことは避けておいたほうがいいでしょう。
バンドの音楽性からかけ離れているものは避けるのがベター
最近のバンドは結構無茶苦茶なのであまり意識する必要もないかもしれませんが、バンドの音楽性とかけ離れた名前はよしておくほうがいいと思います。
例えば、しっとりと演奏するジャズバンドに『Blood of the Devil』なんて名前が付いているとイメージからかけ離れすぎていて戸惑ってしまいますよね。
逆にギャップを狙って、ということならばアリなんですけど高いセンスが求められるので自信がなければやめておいたほうがいいと思います。
バンド名を付けるのに役立つサービス(ツール)
バンド名がいかに大事かを記事で説明していますが、決まらない時は一度頭をリセットして他人やコンピュータに頼ってみるのもいいかもしれません。
下記サイトなどで参考になる名前を見つけてみるのもバンド名が決まらない問題解決への近道かもしれません。
Namespace
Fanto Magazineオリジナルのバンド名を決めてくれるアプリとして開発した、バンド名ジェネレーター『Namespace(ネームスペース)』はコンピューターが自動的に10万パターン以上のバンド名から候補をリストアップしてくれます。簡単で手軽にご利用いただけますので是非一度お試し下さい。
https://fanto-magazine.jp/namespace/
Namelix
アプリやサービス名などを考える際に役立つジェネレーターです。英語で好きな単語などを入力し、名前の長さやスタイルなどを選ぶと自動的に複数の名前がリスト化されてロゴまで表示されます。
バンド名などもこのツールで考えてみてはいかがでしょうか。
都市っぽい名前生成
カタカナまたは漢字でランダムな名前を生成してくれるジェネレーターです。全然決まらないならこのサイトでランダムな文字列を見るとヒントになるかもしれません。
https://shirimaro.net/p/toshi.php
ランダム単語ガチャ
ランダムに日本語のワードを抽出してくれるサービスです。設定次第でいろいろなワードが出てくるので参考になるのではないでしょうか。
試してみていいなと思った名前は『後は野となれ山となれ』でした。
それっぽい名前ジェネレーター
名前の通り選択した『〇〇風』に対してそれっぽい名前を生成してくれるジェネレーターです。
『悪魔名風』や『鉱石・宝石名風』など使えそうな項目もあるので試してみてはいかがでしょうか。
http://tinyangel.jog.client.jp/Name/NameGenerator.html
バンド名でソンをしないためにも
いかがでしたでしょうか?今回はいいバンド名のつけ方についてご紹介しました。
内容が商業的でなんかアレじゃね?って思った人も少なからずいると思います。バンド名はもっと内容をこだわってつけたいという人も多いと思います。
バンド名に絶対はなく、音楽が聴かれて有名になれば何も気にしなくてもいいとは思いますが、今回の記事がどこかのバンドの何かの役に立てればいいなと思っています。
バンド名で損をする、何てことがないようにいいバンド名をつけてみてくださいね。