ライブにてトラブル発生!どうしよう…
皆さんはライブなどでの演奏中のハプニングに遭遇したことはありますでしょうか?しっかり練習と準備をしていても、時には不測の事態、トラブルは起こってしまいますよね。
あらかじめどんなトラブルが起こりやすいかがわかっていればトラブル自体を減らすことも、トラブルが起こった時にあわてずにすんだりします。今回はライブ中のトラブルの解決方法をご紹介します。
目次
演奏中に音が出ない?なんかおかしい!?
演奏中のトラブルとしてよくあるのが、急にノイズが入ったり音が出なくなったりします。演奏中急に音が出なくなるとびっくりしますし焦りますよね。
音が出なかったりノイズが入ったりする場合は機材のトラブルの可能性がありますので、順番にチェックしていきましょう。
シールドが抜けていないか確認する
よくあるのがギターとアンプをつないでいる線(シールド)が抜けている、もしくは抜けかかっているパターンです。当然線が抜けていれば音は出ません。
普通に演奏していると抜けないんですけど、盛り上がってきたりするとアクションが派手になったりしますし、動き回ったりすると知らず知らず抜けちゃうこともあります。ステージ上で動き回るパフォーマンスなどをする人などは、あらかじめシールドの長さを確認して動ける範囲を確認しておきましょう。
もちろん楽器側やアンプ側が抜けやすくなっていないかなども事前にしっかり確認しておきましょう。
コンセントが抜けていないか確認する
エフェクターやアンプのコンセントは抜けていませんか?まさかそんな…と思うかもしれませんが、しっかり刺さってなかったり、引っ張られたりして抜けてしまうことはあります。初歩的ですが盲点ですので確認しましょう。
エフェクターを確認する
エフェクターを使っている場合はそれが原因の可能性もあります。確かめ方としては、一度エフェクターを通さずにアンプに直接楽器をつないでみて音が正常に出ればエフェクターもしくはエフェクター・アンプ間のケーブルの故障です。
単純に電池切れなどの可能性もあります。エフェクターの場合は9Vのアルカリ電池を使用している場合がほとんどだと思いますが、アルカリ電池は長持ちし無くなる寸前まで安定した電力を保ってくれるため切れる時は突然訪れます。
またエフェクターにはINPUT(入力)とOUTOUT(出力)があります。これを逆につないでしまうと音が出なかったり出てもノイズが走ったりします。必ず楽器側からはINPUTに、アンプ側からはOUTPUTにつなぐようにしましょう。
それでも音が鳴らなければ?
ギターアンプ間を直結してみて音が鳴らないとなると、楽器本体かアンプかケーブルの問題となります。
可能性としてはシールドの断線がよくあるので、シールドを変えてみてください。
それでもならなければ楽器かアンプの問題ですので、予備の楽器があれば変えてみて、なれば楽器、ならなければアンプがオシャカになっているということですね。
このように順番に確認することによって原因は大体見つかります。リハの時にしっかりと確認して、本番中に起こってしまったらライブスタッフに相談しましょう!
音以外のトラブルって?
緊張で頭が真っ白になる
慣れていなかったり、大勢の観客の前だとどうしても緊張してしまいますよね。そうなると頭が真っ白になってセットリストをド忘れしたり、今演奏している曲のどこを演奏しているのかがわからなくなったりすることがあります。
こればっかりは性格による部分、経験や慣れの問題が大きいです。決していいことではないんですけど、最初のころはあまり気にせずに経験を積んでいくといいでしょう。
セットリストなんかは観客から見ない機材の下などにカンペを置いておいたりすると安心かもしれませんね。
盛り上がらずに焦る
トラブルとは少し違うかもしれませんが、対バンだったり馴染みのないライブハウスでのイベント参加だったりすると、思っていたよりウケがよくない…ということもあったりします。
とてもやりにくいですし焦ってしまいますが、変にアドリブするよりはきちんと自分たちの演奏をやりきることに集中したほうがいいです。どうあがいても実力以上のものは発揮できませんし、慣れないことをしようとすると余計滑る可能性大です。
なぜウケなかったのか、というのはライブ後にしっかりと振り返って次に生かしましょう!
ギターの弦が切れた!
ライブ中に弦が切れる、というトラブルはたまに起こります。曲の途中で切れてしまった場合は大変ですね。
予備のギターがある場合は下に置いておいて変えたり、予備のギターがない場合や曲の終盤の場合は別のポジションで弾き切るなんて対処法もあります。
ただ一介のアマチュアバンドが複数のギターを持ち歩くケースなんてあまりないですし、別ポジションでとっさにひくなんてなかなか難しいですよね。そこでおすすめなのは、出来るフレーズは引いて引けそうにないフレーズはひかなかったりするのがいいです。
曲が終わったら張り替えるといいんですけど、 観客を待たせながらだと焦っちゃいますよね。MCを入れて間を持たせてもらうなど周りのバンドメンバーに助けてもらいましょう。トラブルを想定してそれ用のMCネタも考えておくといいかもしれません。
いっそトラブルを楽しめるようになると一皮むける!
いかがでしたでしょうか。今回はライブで遭遇しそうなトラブルについてお話しました。
人間誰しも不測の事態に遭遇するとテンパってしまいますよね、中には避けようのないトラブルやどうしようもないこともあります。