4ピースバンドのイメージ画像

【初心者必見】これでキミもバンドマン!~バンドの編成とオススメ~

これからバンドを始めるキミへ
音楽を始めたら一度はバンドを組んでいろんな人に聞いてもらいたい!と思うことでしょう。
だけど実際に初めてバンドを組もう!と思っても、「どんな楽器があるの?どういう人を集めればいいの?」などわからないことばかりだと思います。
そんなお悩みのあなたにバンドの構成要素と、バンドの編成とその特徴をご紹介します!

そもそもバンドって?~バンドの構成要素 ~

パートは色々ありますが今回は一般的なバンドでよく見る5つのパートとその特徴を順に見ていきましょう!

ボーカル ~バンドの顔はキミだ!~

【役割】

ボーカルはバンドの顔といわれている通り、そのバンドの方向性やイメージを決める主役的なポジションです。ボーカルの声や雰囲気が特徴的でファンを獲得できることも少なくありません。
その仕事は楽曲の声を担当するだけではなく、オリジナル曲の作詞やライブでのMCを担当するなど様々です。

【どんな人が向いている?】

歌が好きだったり得意だからとボーカルを始める人もいますが、バンド内で最も注目を浴びる立場になるため、自分をしっかりと持っていることも大切です。また楽器が必要でない分一番とっつきやすいパートではありますが、センスやカリスマ性など人を惹きつける何かがあるとよりGood。歌は練習すればテクニックは身につくのでクラスで人気者のキミは実はボーカルに向いているかもしれません!

ギター

【役割】

ギターは曲のメロディーをいろどり雰囲気づくりをします。また見た目が華やかでバンドの花形とも呼ばれています。ボーカル部分では伴奏に徹することが多いですが、ボーカルがない部分(間奏など)ではギターがソロとなる部分があるのでそこはギターの魅せ場。様々な奏法やテクニックで楽曲を盛り上げ観客を魅了します!
楽曲づくりにおいてはギターパートのコードを担当し、それをメンバーが肉付けしていくという流れとなります。

【どんな人が向いている?】

楽器の中では最も音が分かりやすくボーカルと同じく注目されやすい立場にあるため、バンドの雰囲気づくりに参加することも少なからずあります。そのため目立つのが好きな人や自己表現をしっかりとしたい人は向いているといえます。
手が大きかったり指が長く器用な人は上達しやすいといわれますが、基本的にはコードの反復練習が必要なため根気も必要。ギターを楽しみ根気よく続けるのが上達のカギ!

ベース ~バンドの陰の実力者~

【役割】

ベースはギターと同じ弦楽器ですが、ギターとは違い低音を出す楽器のため音が目立ちにくいという特徴があります。ですがベースの低音がない演奏はどうしても音に厚みがなく薄っぺらく聞こえてしまいがちです。また楽曲のリズムづくりにも関わってくるため、縁の下の力持ちといった楽器となります。

【どんな人が向いている?】

派手さはありませんが、全体の調和を取り持つ重要なポジションです。そのためリズム感も必要ですし場の空気を読みコントロールすることが好きな人などはベースに向いています。クラスの陰の実力者のキミはベースを始めるべき!?

ドラム ~バンドの指揮者~

【役割】

ドラムは主に楽曲の演奏リズムを管理するスペシャリスト、いわば指揮者です。安定したリズムで曲の進行をリードする役割を担います(ベースとドラムでリズム隊と呼ばれたりします)。またバンド全体の音の強弱(ダイナミクス)をコントロールするのも大切な仕事となります。バンドの大黒柱と言えるでしょう!

【どんな人が向いている?】

ドラムはリズム感も大切ですが、やってみるとわかる通り非常に体力を使うパートとなります(有名なのがX JAPANのドラム担当のYOSHIKIさんの失神などでしょうか)。手と足を同時に動かすため運動神経もある程度必要なスポーツ的な楽器です。

キーボード

【役割】

キーボードはギターと同じくメロディーをいろどり雰囲気づくりを担当します。ピアノやシンセサイザーなどがあり、楽曲構成や曲に合わせて使い分けたりします。そのため幅広いジャンルの音楽を担当できるパートと言えます。

【どんな人が向いている?】

キーボードを弾くためには音感が必要なため、ほかの楽器と比べ初心者には難易度が高いといえる楽器です。どの楽器も努力次第とはなりますが、音感を身に着けるのはなかなか大変です。そのため昔ピアノをやっていたなど長年の練習で音感が身についている人が向いているといえます。

バンドの編成

次にどのようなバンドのバリエーションがあるのかを紹介していきます。 
今回は2ピースバンド(2人組)から5ピースバンド(5人組)まで紹介します。

2ピースバンド

【構成】

バンドの最小単位である2人組のバンドです。例としてはダブルボーカル(ボーカル兼楽器二人組やボーカル兼楽器+ボーカル)やシングルボーカル(ボーカル(兼楽器)+楽器)など、片方がボーカルを担当しもう片方が楽曲時にボーカルを兼任することが多いです。

【いいところとよくないところ】

2ピースバンドのいいところはバンドの方向性などを決める話し合いがスムーズに行えたり、練習やライブなどの日程を調整するのが楽です。またひとりひとりがメインになりやすく目立ちやすい点も挙げられます。
よくないところとしてはパートの数が少ないので曲のバリエーションや音が薄くなりがちです。またひとりひとりのミスが目立ちカバーがしにくいのでボーカルと楽器を兼業する場合は少し難易度が高いかもしれません。

3ピースバンド

【構成】

3ピースバンドはギター、ベース、ドラムの構成で歌物のバンドではよくある編成です。ボーカルは何かの楽器を兼任することになるので、どの担当が兼任するかによってバンドの特色が出たりもします。

【いいところとよくないところ】

3ピースバンドのいいところとしてはシンプルな構成のため、各自が複雑なことをしなくていいところです。各々のパートが際立ち、3人組というのも見た目のバランスが良いです。また練習の日程調整や話し合いも比較的スムーズです。
よくないところとしてはどうしても音が薄くなりがちになります。例えばギターとベースとドラムの場合ギターが1本しかないですし、ギターボーカル2人とドラムの場合ベースがありませんので曲作りや音の利かせ方を工夫して補うといいでしょう。

4ピースバンド

【構成】

一番メジャーと言われているのがボーカル、ギター、ベース、ドラムの構成です。ボーカルが楽器を兼任するし音を増やすこともありますが、専任のボーカルがいる場合ステージングというパフォーマンスを行えます。

【いいところとよくないところ】

4ピースバンドは最もよく見かける編成なので、YouTubeで他バンドのパフォーマンス等を簡単に参考にすることもできます。また専任の楽器担当やボーカルがいることによってアレンジ等にも力を入れやすくなるという点も挙げられます。人数が集めれるのなら参考にできるものが多いので4ピースバンドはおすすめです!
よくないところとしては全体練習等の日程を合わせづらいという点があります。また専任が脱退等でメンバーの新規募集を行う際は苦労しがちです。

5ピースバンド

【構成】

4ピースバンドからさらに一つパートが増えたのが5ピースバンドとなります。ボーカルが兼業しなくともギターが2本になったり、キーボードを追加するといった編成も可能です。ボーカルは完全に歌に集中できたりもしますし、音に厚みが増します。

【いいところとよくないところ】

より各自が自分のパートに集中できるので、楽曲やアレンジのバリエーションが広がります。またスタジオを借りて練習するときなどは人数が多いので一人当たりの費用が安くなったり金銭的にお得な面もあります。
よくないところとしては5人もいると全体練習で時間を合わせるのが大変になりがちですですし、バンドとしての意見がまとまりにくいこともあります。ライブの際に大人数のため狭くなりがち。

何より音楽を楽しもう!

いかがでしょう?基本的なバンドのパートと編成を紹介しましたが参考になったでしょうか?
人それぞれ状況は違うのではじめはあまり難しく考えずにやってみたい楽器や、できる範囲のバンドでまずは楽しんでみるのがいいでしょう!
音楽活動を続ければ、自分に合っている音楽やメンバーに出会えると思いますので是非音楽を楽しんでみてください!

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