押し入れにある古レコード…
突然ですが皆さんは古いレコードをどうされていますか?
「押し入れを整理していたら昔集めていたレコードが大量に出てきた」という人や、「おじいちゃんの家のレコードの処分に困っている」なんて人もいるかもしれませんね。
扱いがわからないからと言って捨ててしまうのはちょっと待ってください!今回はレコードの売買についてお話ししましょう。
目次
古いレコードはお宝?
古レコードとはいえ思い出の品、そのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。そういう時はほかの人に売るというのも一つの手です。
古いレコードって売れるの?
売るといっても古いレコードなんて売れないでしょ、と思う人も多いかもしれません。結論から言うと、古いレコードは売れるのです。
レコードブームの再燃
どうして古いレコードが売れるの、と思いませんか?理由は二つあります。
一つは今巷でレコードの再ブームが来ているからです。デジタル時代にアナログの温室や音楽体験が見直されて、ここ数年レコードの生産量が増えたり、レコードプレイヤーも新機種がいまだに発売されたりしています。
そう、今はレコードがアツいのです!
流通量が少ないと貴重
二つ目はもともとレコードを愛好するコレクターの方がいるからです。昔のレコードとなると市場の流通量が少なく、廃盤になっているものも数多くあります。
コレクターの方からすると、持っていない昔のレコードなどは多少のお金を払っても欲しいものなんですね。
どういうレコードが売れるの?
ではどういうレコードが売れるんでしょうか。当然すべてのレコードが等しく売れるわけじゃないので、売れる要素がいくつかあります。
保存状態がいいもの
まず一つ目は保存状態がどうか、というところです。
ディスク本体が劣化していたり傷があるものは再生するのに支障が出ますし、他にもジャケットの保存状態や帯や解説書などの付属品の有無などで同じレコードでも価値が違ってきます。
当然状態が良ければ良いほど高値が付きます。
珍しくて希少なもの
2つ目は珍しさや希少性が影響してきます。
同じアーティストの同じ曲でも初版であったりすれば高い傾向にありますし、生産数が少なくもともとの市場流通数が少ないレコードなどは高値が付く場合もあります。
レコードの需要
3つ目はそのレコードの市場の需要です。どんなレコードに需要があるのでしょうか?
邦楽のレコードも高いものが!
基本的には邦楽のレコードは流通量が多く相場が安いことが多いです。
その中で高額になるのは山下達郎や大瀧詠一などのシティポップものや、70年代から80年代のアイドルの中で希少なものなどは値が付いたりします。
また1989年ごろに主な媒体がレコードからCDに移行したのですが、その89年あたりのレコードは生産数が少なく希少になってたりします。
洋楽は根強い人気
海外のアーティストで人気といえば、ビートルズやザ・ローリングストーンなどのロックバンドです。
これらの歌手のレコードはコレクターも多く、日本で生産されたレコードはもちろん海外版や原版も集めている人も少なくありません。
洋楽のレコードは国内版か輸入版によっても値段が変わるので、同じタイトルでも意外な値段がついたりします。
レコードを売る方法って?
レコードが売れるとわかっても、どうやって売ればいいのかがわかりませんよね。いくつかの方法を紹介しましょう。
お店で買い取ってもらう
1つ目はお店に買い取ってもらうことです。
量が多い場合などでいちいち個別に売るのがめんどくさい人などはお店に買い取ってもらえば手間も少ないですし、今は出張買取や買取の宅配サービスなどもあります。宅配などは送られてきたキットでお店に送るだけなので自分の都合に合わせて簡単にできたりしますよね。
注意点としては、専門店に買い取りに出すと基本的に安くなる傾向になります。理由としては、買取価格は市場価格より安いですし、査定が厳しかったりあまりよくない業者だと知識がないことをいいことに安く買いたたかれるなんてこともあります。
オークションサイトやフリマアプリで売る
2つ目の方法はオークションサイトやフリマアプリで売ることです。この場合は業者が間にいないので、市場価格で売ることができ高く売れたりします。
欠点としては手間がかかることです。自分で出品から梱包発送までしなければならないので、数があると時間がすごくかかります。また自分で相場を調べなければならないのですが、古いレコードの場合は流通が少ないため市場価格が分かりにくいものもあります。
値が安そうなレコードはまとめ売りをする、市場価格がわからない場合は買取価格を参考に自分で値段をつけてみるなどの工夫が必要になります。
眠らせておくくらいなら売るのもあり!
いかがでしたでしょうか。今回は古レコードの売買についてお話ししました。
古いレコードは状態がよくなかったり、どうしたらいいのかわからないという理由でそのまま捨ててしまったりそのまま押し入れに眠らせている人も多くいます。
自分ではなかなか判断が難しいですが、調べてみるとびっくりする値段が付く場合もありますので、この機会に是非あなたの眠っているレコードを売りに出してみるといかがでしょうか!